Q 自己紹介をお願いします
こんにちは、髙 佳代子と申します。
苫小牧で活動しているフリーランスの保健師です。
からだや心のちょっとした不調は数年~十数年後には大きく人生を変えるほどの病気に発展していきます。
私はその遅すぎる後悔やご苦労をよく伺いました。
伺うたびに、自分は後悔したくない、どう生きていきたいか?考えるようになりました。
また組織で働いているときは、当たり前ですが「私が大切にしたい仕事」よりも「職員としてしなければならない」山積みの仕事があり、
子供との大切な時間をなかなか作れなかったことで「自分の子どもを大切にできずに、一体何のために保健師の仕事をしているのか」という気持ちに心がつぶれそうで、辛い時がありました。
だからこそ、「私がしたい」仕事と家族を大切にして、悔いのない人生を送りたい!!と心の底から思い叶えようと決め、フリーランスになりました。
石橋をたたいて渡る慎重な性格の私が、よく決めたなと思います。
今でも「自分でも驚いた」気持ちと、「よくやった!自分」と褒める気持ちと、家族が応援してくれることに感謝の気持ちでいっぱいです。
あの苦しい思いのまま仕事を続けていたら、きっとストレスで体を壊していたでしょう。
そして2022年から、少しずつではありますがフリーランスで活動し始め「自分で自分の体と心のセルフケアを身につける、自分を大切にする仕事」ができるようになりました。
すると、ご依頼者様だけではなく家族も自分自身も大切にできるようになり、
自分が自然体で心も体も心地よく軽くいられる(それが完ぺきではなくても、それも受け入れられる)今にとても幸せを感じています。
とは言え、あれこれ試してまだまだ駆け出しのひよっこ真っ最中です。どうぞよろしくお願いいたします。
Q スピーチコンテストに出場する前の気持ちや、当日に向けての準備で頑張ったことや苦労したことは?
・エントリー前
苫小牧市民活動センターで月1回行われている「コワーキングデイ」で、「私らしく働くフェス2024」が開催されること、このコンテストは他のものとは全く違い、「私らしく」どう生きたいかを自由に表現できる場として開催されることを伺いました。
「わ~どんな方々がお話しされるんだろう。私も聞きに行きたい。」と思ったと同時に、そういえば起業して本格的に活動を始めてもうすぐ1年、
気づけば目の前の仕事に集中していて、自分がこれからどんな風になっていきたいのか、そのために具体的にどう行動していこうか考えていなかったなと気づきました。
エントリーシートを見てみて、これまでの人生や起業してからを振り返り、今後を考える良い機会だと思い書いてみました。
締め切りがあったのが自分をやる気にさせてくれ、締め切り当日の朝まで悩みました(笑)。
・ファイナリストに選ばれてから前日へ向けての準備
事務局の方からご連絡が来た時の感想は「え???どっしぇええええ!!!」でした。
それからの短い期間驚いたり喜んだりの暇もなく、「スピーチ!どうしよう!!!考えろ自分」の一心で、自分はどう生きたら幸せに死ねるのか、何を伝えて会場の皆様と思いを共有したいのか、それをどう表現したら私の感情は伝わるのか、自分の心に聞きまくり悩んで練り上げて緊張していました。
この期間、事務局の素敵な方(ソーシャルマナーインストラクターの小松絵里様)からからスピーチの仕方のレクチャーをわかりやすく熱心にしていただき、また心のこもった応援もいただき大変心強く感謝しかありません。
個人的にも、たまたまイメージコンサルティングで起業予定のこれまた素敵な方からの全面協力を頂き(本当に仲間ってありがたい!そしてこのタイミングの良さが怖いくらいラッキー)、
髪型・髪色、メガネの色や形、肌に合うメイクの色味やメイク方法、服の色形やアクセサリー、歩き方やしぐさをレクチャーしていただき、自分を素敵に見せることが、どれほど自分を大切にすることかを実感しました。
この方にも大感謝でいっぱいです。
この両方の体験も、コンテストだけではなく今後生きていくうえで大切なことだと学んだ、すごくすごーく貴重な経験になりました。
コンテスト当日まで、短期間での自分の大変革でワッタワタでしたが、今振り返れば短期間に集中できてよかったです。
Q スピーチコンテストに出場して得たものや、気付きは?
当日
・・・緊張、その一言。
ですが、固まっている私にファイナリストの皆さまもスタッフの皆さまも、同じ苫小牧からの皆さまからも優しいお言葉と励ましを頂き、とうとう壇上に上がったときには、会場の皆さまも笑顔で聞いてくださったおかげで発表することができました。
自分のことを自分の言葉で発表することができました。
あの温かい優しい場でスピーチできたことは、大変光栄でした。
得たもの
・ファイナリストの皆様や事務局の方々とのありがたいご縁をいただけました。皆さま素敵な、そして熱い思いを持った方々で、それぞれのお話に魅了されました。
・同じ苫小牧の仲間の皆さま、事務局や当日までのスタッフの皆さま、会場にお集まりの皆さま、審査員の皆さまから心のこもった温かい応援を頂き、「やりたいことやっていいんだ」と自分の背中を押してくださいました。今思い出してもジーンと心が温かくなります。
・スピーチをとおして、自分自身がこれからどんな仕事をしていきたいか、将来的にはどんな風に生きていきたいか、幸せかを自分自身に問いかけ深堀りし言葉に表す・人に伝える機会になりました。
また起業当初は「一人でやっていく」気持ちが強かったのですが、
実際に行動していけばいくほど、わらしべ長者のように素敵な人財とどんどんご縁をいただけるようになり、起業して叶えたい思いを語り合えることや困ったとき悩んだ時に相談し合える仲間、支えてくれている家族や大先輩方は私の財産だと改めて感謝する機会にもなりました。
実は私はなかなか自分の強みや魅力を見つける・表現することが苦手なのですが、人から言って頂いた言葉を素直に客観的に受け止め、人に理解して頂くためにそれを言葉に表現する機会にもなりました。
「私らしく働きたい」と思い始めた女性への応援メッセージをお願いします
あなた様は一人じゃありません。
行動に移せば移すほど、同じ想いを持つ素敵な方々と自然にご縁ができ心強い仲間ができます!
今まで懸命に生きてきた命、一緒に頑張ってくれている体と心があるだけで幸せですが、せっかくならやりたいことを味わい尽くして、ともに「私の人生悔いなし」と納得して死にたいですね。